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ブラックアウト発生低減に向けた活動について

大会・アテンプト、あるいは日常の練習において、ブラックアウト(以下BO)発生のリスクは、フリーダイビングのもつ息を止めながらのパフォーマンス、という特性から、どうしても避けられないものであります。
しかしながら、私たちはBOに対して、次のような認識を持っています。

  • フリーダイビングは、普通の人では考えられないような次元に足を踏み入れることも出来るスポーツです。ただ、それは単なる「我慢比べ」とは一線を引くものです。
  • 大会や練習の時、あなたの周りにはサポートしてくれるスタッフや仲間がいるはずです。
    しかし、「何かあっても彼らが助けてくれるから大丈夫」という考えは持たないで下さい。
    あなたが自身のコントロールができる心を持っていることで、サポートしてくれる人たちとの間にも信頼関係が生まれるはずです。
  • あなたのパフォーマンスを、次の世代を担うフリーダイバーや、これからフリーダイビングを始めようとしている子供たちも見ているはずです。そんな人達に、クリーンで爽やかなパフォーマンスを見せてあげてください。

今後、BO発生の低減に向けた活動の一環として、BOを起こした選手に対して次のような協力をお願いしたいと思います。

  • 大会・アテンプトでBOを起こした選手は、それに対するレポートの提出を任意でお願いします。JASのホームページに専用のフォームを用意しますので、そこから記入・提出をお願いします。
  • 提出いただいたレポートは、貴重なデータとしてJASで保管します。また、事例の一つとして資料などに使用させていただく場合がありますが、個人名などは原則として公開しません。どうしても公開が必要なケースでも、ご本人の確認を取ってからとさせていただきます。
  • 大会・アテンプトではなく、練習などでBOが発生した場合でも、自らの体験をレポートしていただくことは歓迎します。
  • ブラックアウトについての質問、あるいはアドバイスなどが希望の方は遠慮なくお申し出下さい。

これらのことは、選手を規制することが目的ではありません。選手が正しい知識と自制心を持てば、サポーターを含め、より安全にフリーダイビングを楽しめることにつながると思います。
ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。

2007年9月22日
ジャパン・アプネア・ソサエティ内
BO発生低減委員会