フリーダイビングの二大安全原則
- 絶対に一人で潜らない、息止めをしない。
- 正しい知識を身につける。
フリーダイビングはその特殊性から危険なスポーツ、死と隣り合わせのスポーツであると言われます。
それ自体は事実ですが、上記の安全原則、特に1番を守る事でその危険性を回避、低減することが可能です。
事実、フリーダイビングが競技として確立されてから20年間、競技会種目であるCWT,CNF,FIM,DYN,DNF,STA種目に於いて、安全原則に沿って行われている練習中、大会中での選手の死亡事故は全世界で1件だけです。
一方で、一人で練習を行った事による死亡事故は数件起きており、安全原則を守るか守らないかで大きな違いが出ることが分かります。
日本フリーダイビング協会ではフリーダイビングの安全性をより高めるために、この二大安全原則遵守の啓蒙の他、以下のような活動を行っています。
- 安全管理等の情報交換を目的とした「安全フォーラム」の開催(日本フリーダイビング協会会員以外も参加可能(有料))
- プール競技のセーフティスタッフ教育
- 2005年の事故を教訓に、海洋競技での安全チェックシートを作成