JASに関するFAQ

JASは初代会長・早川信久氏がウンベルト・ペリッァーリ氏の世界記録挑戦に密着取材しているとき(この辺のことはウンベルトの『アプネア・海に融けるとき』を読んでね)に『ノーブ、日本でもフリーダイビングを普及させるような会をつくれよ。そしてワールドカップに出てこい』とけしかけられたのが始まりです。そこで早川さんの知り合いや、話を聞きつけて集まった、5人のお調子者、お人好しが発足メンバーとなりました。
競技会の開催・運営、記録の認定が主な活動です。また、日本のアプネアファンのネットワーク作り、親睦合宿、プールや海での練習会、他の団体(スクーバ、素潜り、フィンスイミングなど)との交流、企業やメディアへのパブリシティ活動なども行なっています。
定期的な活動場所は現在の所ありません。競技会などのイベントの開催については、トップページをご参照ください。 会員が個人で開催する講習会やサークルについては、トップページかリンクページをご参照ください。
すべてボランティアスタッフで構成されています。
JAS主催のトップアスリート向けの講習会は現在の所開催しておりません。
基本的な収入源は会員による会費です。 競技会などではスポンサー各位にご協力いただいています。
もちろんです!むしろ、フリーダイビングしかやらない人にはスクーバのCカードを取るようにアドバイスしています。なぜならフリーダイビングの練習にはスクーバによるセキュリティは不可欠ですし、写真や映像記録を取る時にも、スクーバは必要だからです。フリーダイビングだけしてサポートや他のことはしない!なんて、わがままダイバーではなく、両方できるダイバーになる必要があると思ってますけど、どうでしょうか?ウンベルトだってスクーバインストラクターですしね。 また、自分ではフリーダイビングをやるつもりはないけど、興味はあるといったスクーバダイバーの方も大歓迎です。会員の中にはインストラクターやガイドもいますから、親睦会、合宿等では楽しくファンダイビングが出来るように心がけています。
JASではそのような器材を揃えていませんし、経験もありません。私たちがフリーダイビングの練習を行うときにはサポートダイバー、メディカルスタッフを揃え、考え付く限りの安全対策を行った上で実施しています。現状ではバリアブルやノーリミッツを行うだけのノウハウや資金がありません。どうしてもとおっしゃる方にはウンベルト(ノーリミッツダイビングセンター)のApnea Academyをご紹介いたしますのでそちらへどうぞ。
ドルフィンスイミングの虜になっているメンバーもいますが、JASとしてこのような活動を行なっておりません。 スピアフィッシングは海外ではとても盛んで、海外の多くのフリーダイバーはスピアフィッシャーマンです。しかしJASとしては、現時点では漁業権や他のダイバーとの関係などを考慮し、海洋資源の採取活動(一般的には密漁と言われています)は厳禁としています。
JASの方針を理解し、素潜りの普及のために尽力する気構えのあるかたでしたら大歓迎です(でも会費と活動参加費は払ってね(^_^)。社会人で参加されている方々も、『リストラのあおりで仕事は忙しいし、ボーナスカットで金なんか全然無いっす』といってます(T_T)。 JASの活動予定はこのHPに掲載されますから、覗きに来てみてはいかがでしょうか?入会はそれからでも遅くないと思います。ただ、危険がつき物のスポーツなので、親権者の同意書が必要です。
実はJASの発足メンバーの中には、知り合いや友人を素潜り中の事故で亡くしている者もいます。このような事故は、ほとんどが単独で潜っているときに起こっています。JASを作った大きな目的の一つに『一人で素潜りをしないように啓蒙すること。素潜りダイバーが誘い合って海に行けるようなネットワークをつくること』があります。 しかし、『素潜りの事故がなくならない』→『素潜りの会を作る』→『事故が起きたら責任問題だ!』→『やめとこう』→『事故がなくならない』というジレンマが付きまとっています。ですから、会員の皆さんにはくれぐれも事故を起こさないようにお願いしておりますし、会の活動でディープダイビングを行うときには医師が同行するように手配しています。しかし、登山家が山で遭難するように、死亡事故が起こる可能性が0とは言いきれません。残念ながらそのリスクはすべて個人に帰するものとなってしまいます。フリーダイビングは深く潜れる者が偉いのではなく、安全に帰ってこれる深度で自己管理できる者こそ偉大なのです。
はい、日本記録になります。 全く同じ記録を出した場合でも、National Recordとして認定されます。 また、他の選手がその記録を超える記録を出さない限りは、同じ記録を出した選手全員が日本記録保持者を名乗ることができます。 ただし、あとから出た記録はあくまで「タイ記録」です。 「日本新記録」あるいは「日本記録更新」と言えるのは、最初に記録を出した選手のみです。