CMASは、Confédération Mondiale des Activités Subaquatiques | World Underwater Federation(世界水中連盟)の略称で、水中スポーツ・技術・科学を統括する国際連盟です。世界最古の水中スポーツ団体として1959年にモナコで設立され、現在はイタリアのローマに本部を置いています。水中世界の理解と保全および水中スポーツ活動を推進を目的とし、2024年時点で130以上の国と地域が加盟をしています。
水中スポーツにおいては、フリーダイビングの他にもフィンスイミング、水中ホッケー、水中ラグビー、スピアフィッシング、水中写真等の統括組織として、競技活動の普及・振興活動やルールの統一、記録の認定を行っています。また、CMASはGAISF(国際スポーツ連盟連合)とIWGA(国際ワールドゲームズ協会)の加盟団体であるほか、IOC(国際オリンピック委員会)による承認団体でもあり、世界選手権やワールドゲームズなど水中スポーツの国際大会を主管しています。
日本においては、日本水中スポーツ連盟(JUSF)が国内の水中スポーツを代表してCMASに加盟をしています。JUSFは日本における水中スポーツ界を統括する団体として、水中スポーツの普及・振興を図り、国民の心身の健全化に寄与することを目的としています。
CMASフリーダイビング委員会 (CJAC) は、JUSF内におけるフリーダイビングを統括する委員会として日本国内でのフリーダイビングの普及やルールの周知をはじめ、選手や大会の管理、記録の認定等の活動を行っています。
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