国際基準のフリーダイビング・ソサエティ、JAS/AIDA JAPAN
AIDA(アプネア国際振興協会)の正式な日本ブランチとしてJASが承認されています。JASではこれを受け本会内に渉外事務局としてAIDA JAPANを発足し、一層の国際活動強化を図っています。
AIDAとは
当初、フリーダイビングの世界記録認定はCMAS-Confederation Mondiale des activites subaquatiques(世界水中連盟)によって行われていましたが、諸般の理由によりイタリア潜水協会等がCMASに代わり認定活動を行うようになりました。
AIDA-Apnea Internationale pour le Developpement del’ Apnea が誕生したのは1993年のことで、発起人となったのは健全な水中スポーツとしてのアプネアの普及、発展を願うダイバー、エンジニア、医師、そしてアプネアの競技者たちでした。
AIDAの活動主旨はアプネア競技の振興と世界各国で樹立されるアプネアの記録を漏らさず正式な記録としてとどめてゆくことで、現在行われる世界のフリーダイビング競技はAIDAの公認によるものです。
また、AIDAは記録公認のみならず、新しいアスレチック・スポーツとしてのフリー ダイビングの啓発、振興に熱意を示しており、フリーダイビング・ワールドチャンピオンシップなどの各種競技会の開催、トレーニングやセーフティ・メソッドの確立他、フリーダイビングの普及に不可欠な活動も精力的に行っています。
JAS/AIDA JAPANの活動方針
本会の活動方針はAIDAの理念と同じく『安全なフリーダイビング環境の確立と水中競技としてのフリーダイビングの啓発、振興に寄与する』ことです。
各競技に関して、国際規約とセキュリティ体制のもとに、日本全国のStrong Diverたちの記録認定活動を行なっています。
フリーダイビング競技に於いてなによりも重要なことは、正しいトレーニング方法そして競技法を知ることです。海外でも無謀な挑戦で命を落とすダイバーが後を絶ちません。
AIDA JAPANが最も重視するのは『一人のフリーダイバーの命も失わせない』ことです。20mを超えるような潜水を行う方はJASまでご連絡ください。安全管理方法等の情報、アドバイスを提供できると思います。